Ender3Pro改造忘備録①Mellow FlyGeminiの導入

Creality Ender-3 pro テスト印刷 3Dプリンター

どうもACLのArtsです。

今回は以前購入したCreality Ender3ProにMellow(まろやか)のFlyGeminiを導入していくよ!

今回導入した物

 Ender 3 pro用ダブルZ軸セット

https://s.click.aliexpress.com/e/_Dm1QZP5

今回導入した物は左右の全ネジ(ボルト)の同期は無い物をチョイスしました。

同期したほうがいいのはわかるけどずれたりしたときに調整が必要になるなーと思い無しをチョイスです。(あったほうが精度は出るのかもしれないのですが手間がかかるのは本意ではないので)

Mellow Fry Gemini

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私が購入したときはV2の表記で販売されていたのですが届いたのは無印で気づかずそのまま使ってしまって返品交換できなかったです。

現在はV3に表記が変わっていますね。

V1→V2、V3の変更点としてはメモリ容量が512MBから1GBに増量しています。そのほかも変わっているようですが私がこれは重要だなって思った部分のみ書いています。

また愚痴にはなってしまいますがVersionによってPin配置が異なっている場合もあるためセットアップに大変難儀しました。(今はV3も出てるのでそちらもPIN配置が変わっている可能性があります。)

セットアップ時にはきちんとそのVersionのピン配置を確認して接続しましょう。

見分け方は基盤の中央部分にFry Geminiの刻印があるのですがその右下あたりに小さくV2であればV2.0と刻印されています。(V1.1に関してはマイナーチェンジっぽいので無印になってるかもです)

Fry-GeminiV2.0のVersion刻印の場所

信憑性はあまりないですが私が調べた限りではV1とV1.1はPINがほぼ一緒でV2は異なっているようす。

セットアップ

基本的にFlyGeminiのセットアップはFly Klipper Docsの方法を参照して行いましょう。

右上にLanguageの欄があるのでそこをプルダウンでJapaneseに切り替えて読みましょう。

上記のサイトにアクセスしたらまずは「はじめる」をクリックします。(基本的には公式通りですが分からない部分もあったので自分用の忘備録兼新たな方のセットアップの手助けになればと記録を残しておきます。)

その次に入門のシステムイメージの項からセットアップを開始しますがその際には付属のUSBtypeCケーブル(短ければご自身の物を使用ください)を基盤の左側のUSBtypeCポート(基盤上のFlyGeminiのロゴが読める位置を正として左側です。一応右側のポートでも行えるようなのですが公式ドキュメントでは左側指定になっていますのでそれに準拠しています。)に差し反対側はPCと接続しておいてください。(私はHUBを経由して接続しセットアップしましたが動作がおかしいなどの症状が出るようであればパソコンとHUBを介さず直接接続してください)

USBtypeCポートとパソコンが接続できましたらUSB5Vにて基盤が起動しますのでそれで初期セットアップを行っていきます。

まずは入門のシステムイメージの項からです、マニュアル通りシステムイメージとSDカードへの書き込みソフトウェアを準備してSDカードにファームウェアを書き込んでください。ちなみに私はシステムイメージのFLYOS_v3を使用しました。

続いてssh接続の項です。マニュアル通りパソコンとFlyGeminiをUSB接続した状態でデバイスマネージャーを開き「ポート(COMとLPT)」の中にある通信ポートを確認してください(複数表示されている場合は一度FlyGeminiを抜いて再度差し直して増えた通信ポートがFlyGeminiの物だと認識してください)

ここで表示される通信ポートの右側のCOMと番号がssh接続するのに必要になります。

Putty(公式で使用しているssh接続ソフトTeratermとかでも問題ないかと思います。)を開きserialにチェックした状態でマニュアルの画像にある3の部分に先ほどのCOMと数字を入れます(例COM3)2の部分は画像の通りで問題ないです。

この先のIPアドレスの取得ですが現在は公式で無線LAN&MMC拡張カードが販売されているのでその関係で記載がないと思うのですが公式の物か適合機種をお持ちでない方は有線LANを接続しましょう(私は家に転がっていたTP-LinkのT1Uを接続してLinuxドライバを入れて使えるようにしましたが以上発熱及び電波不安定な状態になった為、有線LANで利用しています。)

マニュアル通りssh接続ができましたらファームウェアの書き込みの項に進みましょう。

ここは特に追加事項もありませんのでマニュアル通りに進めていただいて大丈夫なのですが最後のファームウェアの書き込みの部分で何度やってもFLY.CURにならない場合はFlyGeminiの3Dプリンタ基盤側にすでにklipperがインストールされていてそのバージョンがマニュアル通りコンパイルした物と同じか上のバージョンの可能性がありますので一度ここを飛ばして次に進めてklipperがブラウザで確認出来たらOKです。

次のFlyConfigの部分ですがConfig周りはまだ私も完全に固まりきっていないので安定化出来たら追記します。

公式マニュアルにはないですが私が個別に行ったことKIAUH導入(Klipper Install And Update Helper)これをインストールするとKlipper周りのアプリケーションのバージョン管理及びアップデートができるので便利です。

便利なのですがほかの先人方の情報を見るとKlipperのアップデートで文鎮化したとの情報もあるので実施は自己責任でお願いします。

インストール方法はFlyGeminiにssh接続した状態で

cd ~
git clone https://github.com/th33xitus/kiauh.git

でインストール可能です。suユーザー権限が必要であればsudoを頭につけてください

./kiauh/kiauh.sh

で起動して私はとりあえずアップデートを選択してインストールされているものはすべてアップデートしました。

Klipperのアップデートをしましたので公式マニュアルのファームウェアの書き込みの項を再度実行し3Dプリンタ基盤側のKlipperもアップデートしてくださいアップデートしていれば基本的にはFLY.CURが生成されアップデート完了です。


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