24Vから48Vへ流用可能?Dalyの7~17セル対応Smart BMSを取り付けてみた

我が家には記事にしていないものの、中華系の太陽光発電設備があります。

そこで使用していたおそらくDaly OEMと思われるBMSが故障してしまいました。再アクティベートなども試してみたものの復旧せず、泣く泣く新しいBMSを購入することにしました。

今まで使っていたBMS

これまで使用していたのは、AliExpressでよく見かける赤い筐体の8セル150A対応BMSです。
価格帯としては8セル150Aクラスで13,000円前後という印象でした。

しかし交換品を探していたところ、見慣れない黒いDaly製BMSを発見しました。

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  • 7セル~17セル対応
  • 150A対応
  • 価格は7,000円台

と、スペックの割にかなり安価です。怪しさを感じながらも、気になって購入してみることにしました。
購入当時は7,000円台で購入できましたが、記事執筆時点で改めて確認すると11,000円前後まで値上がりしていました。

当時の価格で考えるとかなり魅力的な製品でしたが、現在の価格でも7~17セル対応やBluetooth内蔵といった特徴を考えると十分選択肢になると思います。

調べてみるとEV向けモデル?


到着を待ちながら情報を調べてみたところ、今回購入したモデルはDalyのEV向けBMSシリーズのようでした。

日本語の情報はかなり少なく、実際に購入した人のレビューもあまり見当たりませんでした。

なぜこのBMSを選んだのか

最大の決め手は、

7セル~17セルまで1台で対応できること

でした。

現在、我が家ではリン酸鉄リチウムイオン電池を8セル直列接続し、24Vシステムとして運用しています。これは使用しているハイブリッドインバーターが24V仕様だからです。

しかし今後の拡張を考えると、48V化も視野に入っています。

24V構成では8セルですが、48V構成では16セルが必要になります。つまり、

  • 現在:8セル
  • 将来:16セル

になります。

一般的なBMSだと買い直しが必要になるところ、このBMSなら同じ機種のまま対応できるのが大きな魅力でした。

購入したものは7セル~17セルまで利用できる150AのBMSでしたのでYシリーズの型番YMの150Aモデルとなるようです。

このBMSは日本語での情報があまりなく心配ではあったのですが7セル~17セルまで対応というのが私的には最大の決め手となりました。

一部のメーカーの電池(正直値段が高い)や新品で尚且つ個体値がそろっていれば接続しても大丈夫なのですが使っているうちに劣化が進めばどうなるか怖いというところですかね。

じゃあどうすれば容量を増やすことが出来るのかというと1セルの容量を増やす(家だと200AHなので増やすとすると320AHあたりが限界ですかね)もしくはハイブリットインバーターを今より高圧なものに交換する(今は24Vなのでアップグレードで考えているのは48Vですね)

1セルの容量を増やすのではせいぜい1.5倍で48V化すると2倍となります。

48Vの電池はというと24ボルトでは8セルでしたが48Vでは16セルになります。

これに対応できてしまうのが今回のBMSなわけです。

実際に取り付けてみる

届いたBMSを既存システムへ取り付けました。

今回購入したモデルはBluetoothが本体内蔵となっており、従来使っていたような外付けBluetoothドングルは不要になっています。

配線も比較的簡単で、17セル対応モデルですが、現在は8セル構成で使用しています。

そのため、今回は8セル構成で使用するため、必要なセル検出線のみ接続しました。

余ったセル線は今後の拡張に備えてそのまま残してあります。

将来的に48V(16セル)化した際も、そのまま流用できそうです。

Bluetoothは内蔵化されたがUARTポートに注意

従来使っていたBMSでは、UARTポートへ外付けBluetoothドングルを接続していました。

今回購入したモデルはBluetoothが本体内蔵となっており、ドングルを追加しなくてもスマートフォンアプリから接続できます。

従来モデルで使用していたBluetoothドングルは、そのままでは接続できませんでした。確認したところ、UARTポートのコネクタ形状が変更されているようです。

そのため、以前使用していたBluetoothドングルはそのまま流用できません。

UART通信自体は引き続き利用できると思われるため、配線やコネクタを作り直せば流用できる可能性がありますが、今回はBluetooth内蔵モデルのため試していません。

また、本体ケースが金属製になった影響か、Bluetoothの通信距離は従来の外付けドングルより短く感じました。

アプリについて

アプリは従来のDaly BMSと同じものが利用できました。

そのため設定方法に迷うことはなく、セル数を入力するだけで利用開始できました。

新しいBMSへ交換したものの、アプリの操作感はこれまでとほぼ同じです。

実際の運用

現在はリン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)で使用しています。

バッテリー残量の再キャリブレーション等は行っていません。

というのも、我が家のシステムではハイブリッドインバーター側で管理しているため、BMS側の残量表示にはそれほど依存していないためです。

また、LiFePO4プリセットを選択するだけで、充放電制御についてもおおむね期待通りに動作しています。

まとめ

今回購入したDaly Smart BMSは、

  • 7S~17S対応
  • 150A対応
  • Bluetooth内蔵
  • 将来の48V化にも流用可能

という点が魅力でした。

Bluetoothの電波がやや弱い点は気になりますが、価格を考えると十分満足できる製品だと思います。

特に今後24Vから48Vへ移行する予定がある人には、面白い選択肢ではないでしょうか。

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